まほろばの作り方~縁えにし~

この古民家に出逢う直前30分前まで
私たち家族は東京世田谷にある実家に向かい引越しの準備を進めていた。
進めていたどころか、実は私と子供は夫より一足先に世田谷区民になっていて
東京の家の二世帯リフォームを完璧に済ませ残務に終われていた夫を迎えに
座間味に来ていただけだった。
住宅事情も悪く、この先自分たちの基盤となる『地』も無いとの判断だった。

といっても土地や家を探していたわけではなかった。
何年も探している友人の話を聞いているだけでこりゃ~だめだと感じた。
何年も探しても無いものは無いと聞かされていた。
古民家との出会いは状況を反転させた。
家や土地を与えるからここに居とけ!
と言われたような、後ろ髪をわしつかみにされたような感じ。

座間味の家を片付けに来て一休み。
ふとマーク邸(現まほろば)の赤瓦屋根の吹き替え作業が終わったと噂を聞き
興味深々ぶらっと見に行っただけだった。
もともと別の友人宅に遊びに行ったがフラレてしまってふと思いついて見に行っただけ。
・・・のはずだった。
マークさん家族は近くの家から引越しの様子、屋根が完成したので家(まほろば)に
戻ると思っていた。・・・子供の転校の手続き?午後のフェリーで那覇にでて久米島に渡る??何のことか全く話が読めない。
つうか・・・家どおすんの???屋根まで治して・・・・
????のまま、マーク一家は嵐のように去って行った。
ぴっかぴかの屋根の古民家を残して・・・

ほんの1時間程度の出来事だった。
マーク氏を訪れていたのが1時間ずれていれば・・・
私が友人に振られなければ・・・夫を迎えに島に来なければ・・・
全く別の道を歩んでいたことになっていたことでしょう。

・・・なんとなく私がどおにかしなくちゃいけない錯覚に陥った・・・なんで???
[PR]

by zamami-mahoroba | 2008-12-20 00:24 | 古民家